蛇口をひねると美味しい水が出てくる浄水器ですが、最近では入浴やシャワーなどにも利用されているようです。浄水器は、様々なタイプがあり、年々進化を遂げています。まず、シンクの上などに設置する据え置きタイプは、浄水能力が高く価格も高めですが、数年間はカードリッジの交換も要らない機種があります。アンダーシンク型は名前の通り、シンクの下に備え付けるタイプでキッチンに置く場所がなくても設置することが可能で、高品質の水を作り上げる事ができますが、取り付け工事が必要になり浄水器自体も価格は高めです。
現在、一般家庭で最も普及しているタイプは、蛇口の先端にそのまま取り付けることが出来る蛇口直結型で、全体の約8割をしめていると言われてる程、人気があります。人気の理由には、小型で軽量なうえ、簡単に設置できる事にあるようです。メーカーによっては、カードリッジの交換期間は異なり、据え置きタイプよりもこまめに交換は必要になりますが、本体価格も数千円~2万円程で購入できます。浄水能力は劣るものの、最近ではピッチャー型や持ち運べるタンブラー型も人気があります。
ピッチャー型は、フィルターが付いたポットなどの容器の形をしていて、水道水を注ぎ入れるだけで出来上る手軽さです。タンブラー型も同じく、粒状活性炭が内蔵されており、水道水を注ぎ、容器を振るだけで残留塩素を取り除くことが出来ます。水筒として持ち運ぶことが出来るのも人気のようです。美味しい水をいつでも飲みたい時に、浄水器を使い分けてみるのも良いかもしれません。