モバイル機器の発展には目を瞠るものがあります。つい10年ほど前までは携帯電話が全盛期だったのが、ここ数年でスマートフォンが一気に普及し、また、タブレットを利用する人も増えてきているようです。そしてそれは企業における業務についてもあてはまると言えるでしょう。特に外回りが多い営業の方を中心にしてスマートフォンやタブレットが活用され始めています。
しかし、タブレットの業務における活用法は他にも様々なものがあり、数多くのメリットが期待できます。では、例えばその活用法にはどんなものがあるのでしょうか。まずよく聞かれる活用法としては、工場などの現場作業における利用です。これまで、現場での作業進捗等の報告は事務所にもどってからパソコンにて行うことがほとんどでした。
ところがタブレットを利用すると、その場での報告が可能となります。しかもノートPCと違うのはキーボードを使わなくても入力ができるということで、このため立ったままどんな場所でも入力が可能というメリットもあります。これはかなり有効な活用法だと言えるでしょう。また他にも、小売店でもこの機器は有効活用されています。
商品カタログを格納しておけば店内に在庫が無い商品の紹介がすぐにできるだけでなく、例えば催事などの臨時店舗で簡易的にPOSレジとして使うといったことも始まっているようです。通常のPOSレジはかなり場所も取りますが、タブレットなら場所をとらないので、狭い販売スペースでも安心して使うことができます。